何年間も習って、ある程度は踊れるようになっても、有名なバレエ作品も、バレエ用語も、バレエや舞台のマナーも知らないし分からない… それでは自信を持って「私はバレエを習っている」とは言えません。

正しく基礎を習得する為にも、バレエのいろはをしっかりと学ぶ必要があります。例えば、バレエ用語はフランス語ですが、世界共通どこでも通じます。そして、その中にバレエの動きを上手に習得するためのヒントがたくさん隠されているのです。

バレエを上手に踊れるようになりたい!のであれば、それを学ばないでよい理由(ワケ)がありません。

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本来バレエは習得するのに大変時間がかかる芸術です。

体を使うものはダンスやスポーツ、楽器演奏でもそうですが、週に1回のレッスンであれば現状維持がやっとで、子どもであれば、ご家族の協力のもとに、お家での復習・練習がなければ、あっという間に忘れてしまってもおかしくありません。身体で覚える=(イコール)無意識にスムーズにできるようになる為には、まず始めに、とにかくやることが重要です。(例えば、身近なことで自転車などもそうですね。)真似をすることから始まり、段々とイメージがつくようになって、考える力もついていきます。

どうしてウチの子は…というようなご相談を受けたこともありますが、子どもは大人と全く同じようにはできません。週1回のレッスン、家でも練習しろと言うだけでは出来るはずがありません。遊びにしろ、家事にしろ、勉強にしろ、ある程度のことが自分で出来るようになるまでは、一緒について、そのやり方や努力の仕方を根気強く教えてあげることが必要です。

レッスンや発表会の踊りを子どもと一緒にやってみると、見方が変わり、こんなことを練習して出来るようになっていく自分の娘を純粋に尊敬します!と言ってくださるお父様がいらっしゃいました。それまでは怖い顔で見学・叱責していらしたのが一転、「よし!今日難しかったやつを帰ったら練習するぞ!」とお子様を鼓舞しながら帰っていかれました。

子どもはお父様やお母様はもちろん、家族が大好きです。

自分がやらんとしていることに理解を示し、手伝ってもらえる環境はとても大事なことだと思い、親子バレエクラスを作りました。スクールとしても、ただ教えるだけでなく、保護者の皆様のご理解とご協力を得る上で大変良い時間になると思っています。

どんなに大切で必要なことと分かっていても、それを少しも楽しいと思わなければ、好きにもなりませんし、やる気スイッチもなかなか入りません。お子様の成長と上達は、心の持ちようでいかようにも変わってきます。

まずは、バレエってどんなことやるの?から始まり、踊る楽しさを知るクラスは週1回から、そして、何かを身につけたいと思うのであれば、最低でも週2〜3回のレッスンは必要ですし、お風呂上がりにはストレッチをするなど、簡単なことからコツコツと、歯磨きと同じように、小さいうちから習慣化させていくことが大変効果的です。

「好きこそ物の上手なれ」

そういったことも含めて、しっかりと、でも楽しく学べるスクールでありたいと思います。子どもは皆、個性豊かな天才です!あっという間に色々なことをスポンジのように吸収し、出来るようになっていきます。

小さな子ども達の小さな成功体験 “できた!” から生まれる “根拠のない自信” は、今しか育てることができません。それが、将来、どんなことがあっても多少のことでは挫けない、めげずに前を向いて進んでいける、自分自身に対する自信や自分を信じる心に繋がっていくのだと思います。

バレエを通して、子ども達の夢のある未来を育てたい。将来どんな道に進もうと、どこにいこうと何をしようと通じるものが必ずある知識と人間性を育んでいけるバレエスクール、それが「レーヴ」です。

はじめる勇気が輝きへ!

人間ですから、もちろん相性があります。そして、現在は小さなお稽古場です。体験レッスンの短い時間でお伝えできることは限られますが、百聞は一見にしかず、雰囲気やコミュニケーションをとることができます。

もし、体験レッスンの際、お子様が恥ずかしがったり、見てはいるけど動かなかったりしても、心配せず温かい目で見守ってください。心配はいりません、しっかり見て学んでいます。その為に、体験レッスンを2回ご用意しました。

 

バレエを志し、渡露してから、モスクワでバレエ・アーティストとして働きながら学び10年、日本に帰国して教師・振付家として多くの生徒を指導して10年、「レーヴ・バレエ」は生まれたてですが、その20年の経験と実積をもって、誠心誠意、本物のバレエ教育を指導し、皆様の明るい未来を彩るお手伝いをさせていただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2017.06.01 レーヴ・バレエ 代表 岡本佳奈子